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体は小さいダニは人にアレルギー被害を発生させるのでダニ駆除は定期的に行うべき
人にとって大事な生活の拠点となる住まいですが、住み続けるためには内部や外部からの問題にも対処し続けなければなりません。
外部からの問題といえば災害もありますが、よくあるのが色々な害虫が住まいに許可も無くやってくることであり、その中でも多いのが人の血を吸う蚊、ゴミなどにたかる蝿、そして目視では見つけにくいダニなどがいます。
特にダニはペットを飼っているお宅では、ペットにダニが付着したりするのでダニのケアを欠かせないところもあるかと思いますので大変です。
しかし、ダニの恐ろしい所は人に対してもアレルギー被害をもたらすので、体は小さいけれども人に対しては立派な害虫でもあるために油断はできません。
通常はダニに刺されるとその部分が痒くなってしまうために「ダニがいるのではないか?」程度に軽く思われる方も多いかもしれませんが、感染症を持ったマダニなどもいるので、場合によっては皮膚科などの医療機関へお世話になる可能性もあります。
さらにダニの死骸やフンもアレルギー源になるため、これらを吸い込んだりしてもアレルギーが出てしまいますので、ダニ駆除ではしっかりと死んだダニと糞も除去する必要があるのはご存知でしたでしょうか?
このダニ駆除について、今回は駆除ができる業者へ依頼するメリットや必要性についてご紹介していきますので、もし今ダニに悩んでいる方であれば是非参考にしてみてください。
ダニ駆除を考える人が増えてしまったのはダニにとって住まいが良い環境なため?
「なぜダニは住まいに現れるのか?」という疑問を考えたことはないでしょうか。
実はダニにとっては人の住まいは非常に居心地が良い条件が揃っており、最近では冬であってもダニによる被害が確認されています。
ダニが住まいに現れる理由、そして増えていく原因としては以下のような事が考えられるのです。
冬でも暖かくて湿度も高い状態の住まいが増えた
ダニが増える環境は20~30℃の気温、そして60%以上の湿度があることが条件となっており、特に6月の梅雨のシーズンがこの条件を満たしておりますので、6月にダニの被害が多いのです。
ではダニ駆除は6月だけ考えれば良いのか?と思われるかもしれませんが、最近の家は断熱性に優れており、加湿器なども置いている家が多い事から、冬であっても快適な温度、湿度を保てる家が増えてきました。
そのため、冬であってもダニが増える絶好の環境を人間が作り出してしまっているので、今ではダニ駆除は年中やらなければならない状態にもなりつつあります。
布団をはじめとしたダニにとって良い餌場がある
ダニが主にいる場所と言えば布団、枕、カーペット、絨毯といった場所にいるのはご存知の方も多いでしょう。
なぜ、このような場所に多いのか?と言えば、ダニは人の皮膚や垢などを餌としているためであり、人の肌が触れやすい布団などは格好の餌場となっているのです。
さらにお子さんがいる場合はヌイグルミなどもダニにとっては良いロケーションとなるため、ヌイグルミに対してもダニ対策はしていかなければなりません。
そして、そのような人の肌が触れやすい場所に人間が色んな動きで触れるため、その度にダニの糞や死骸が舞い上がってしまいますので、ダニアレルギーの原因となっているのです。
ダニ駆除をわざわざ業者に依頼する理由とメリットは何か?
ダニ駆除に必要な薬剤に関しては薬局やホームセンターで入手可能であり、かつ自力でできないことはないので、わざわざ害虫駆除業者などに依頼するのは勿体無いと感じる方もいるでしょう。
しかし、もしも自力でダニの退治をしても効果が無かった、身内にダニのアレルギー持ちがいるのでしっかり駆除したい方は検討したほうが良く、駆除の仕方が悪いと問題解決にならず、中途半端に終わることが多いので確実ではありません。
ダニ駆除を業者に依頼する事で、プロの専門業者であればダニ駆除に関する作業も完璧ですので以下のようなメリットを得られますので、ダニアレルギー持ちの方であったり、家族にアレルギーがあるならば検討する価値はあります。
プロの専門業者は薬剤を使ってダニ駆除を室内全体に行う
まず、自力でダニ駆除をすると言っても範囲としては布団やカーペットぐらいであり、室内全体を消毒したりする人はいないのではないでしょうか?
たしかにダニはカーペットなどに潜んでいることが多いのですが、それでもダニによるアレルギーが出たりするとやはり駆除が万全ではない可能性があります。
ですが、駆除業者によるダニ駆除であれば、室内全体を人体に影響が無い薬剤でダニを駆除するため、個人で行うよりもより広範囲の消毒が可能です。
人の肌が触れやすい布団や畳などのダニ駆除もおまかせできる
布団や畳のように人の肌が触れやすい場所にもダニが生息しているのですが、これらの場所には少し薬剤などが使いにくいと思われる方もいるでしょう。
そのため、天日干しなどでダニを殺そうとする人もいますが、実はダニは天日干し程度では死なないので、大変な思いをして布団や畳を干した人にはがっかりする事実です。
ダニを殺すための方法は熱で処理することであり、高温の熱で干からびさせることで布団や畳のダニを駆除できますが、そんな高温の熱処理ができる機械を持っている人はいないでしょう。
しかし、プロの駆除業者であれば熱処理でダニを駆除する機械もありますので、これらを駆使して布団や畳のダニを駆除するので、薬剤の健康被害も防げます。
ダニ駆除の前に普段から必要なダニへの対策もしておくことでダニの被害を減らせる
ダニ駆除を検討されているのであれば専門業者のほうが徹底的なダニ駆除が期待できる上に、必要な薬剤や高温駆除ができる業者ならば機械もそろっています。
ダニアレルギーで苦しんでいる人や家族がいる場合は、やはり個人だと不十分になりやすいので、ダニ駆除を業者任せにするのもオススメです。
ただし、業者がしっかりと駆除できたとしても、普段からダニに対する対策をしておかなければまたすぐにダニが増えてきてしまいます。
まず、布団などは天日干しなどでは表面のダニしか退治できないので、内部のダニはまだ生きているためにあまり効果がありません。
なので高温乾燥機を使ってダニを死滅させた後、掃除機でダニの死骸などを吸い取るのがオススメであり、これだけでダニの数を大きく減らすことができるのです。
もちろん、市販のダニ駆除用の薬剤を使うのも良いのですが、これらの適切な使い方ができていなければ効果がありませんので、購入前によく調べておきましょう。
以上から、ダニ駆除を考えて業者へ依頼するのも良いのですが、普段からの予防などでも防げない事は無いので、定期的に布団などは洗濯してダニを排除しましょう。